設立趣旨
昔、難病と言われた白血病等も治療すればかなりの確率で治癒が期待できるようになりました。
そのような高度の医療を提供する医療機関が福岡市には複数あります。例えば心臓手術で有名な「市立こども病院・感染症センター」(以下こども病院)、重篤な血液疾患の治療で有名な九州大学病院(以下九大)小児科と九州がんセンター(以下がんセンター)小児科です。
そしてこの治療を受けるために遠く北海道や時には外国から患児と親(多くの場合は母親)が来て入院または通院しています。
親は病院のベッドのそばで寝たりしてプライバシーも無く、精神的にも肉体的にも劣悪な環境で生活しています。
残された父親と兄弟の生活、お見舞いに来る際の旅費等もあり、経済的基盤の弱い若い両親にとっては大変な苦労を強いられています。
病院の近くに安価で安心して利用できる滞在施設、(病院近くのわが家)を用意して、このような状況にある若い両親と、子どもの社会復帰を支援したいというのが当団体の趣旨です。1995年から活動しています。
略歴
- 1992年4月
- 九州骨髄バンク解散式で東京の「愛の家」運動について講演
- 1995年7月
- 「愛の家」福岡設立
- 1995年12月
- 「愛の家」(現あいのいえ)利用開始(がんセンター小児科対象
- 1998年4月
- 九大小児科親の会(すまいる)が「すまいるハウス」利用開始
- 2000年9月9日
- 福岡ファミリーハウス設立(愛の家とすまいるが合体)
- 2000年12月
- 「ぶどうのいえ・福岡」紹介開始
- 2000年12月10日
- 「ぽっぽハウス」利用開始(九大小児科・小児外科対象)
- 2000年12月26日
- 「ひだまりのおうち」利用開始(がんセンター小児科対象)
- 2002年4月
- 「なかよしハウス」利用開始
- 2004年4月
- 「ひだまりのおうち」閉所
- 2004年5月
- 「すまいるハウス」閉所
- 2004年7月15日
- 「S-I福岡東ハウス」利用開始(九大小児科・小児外科)
- 2004年7月24日
- 「ポピーハウス」利用開始(がんセンター小児科対象)
- 2005年7月
- 「エンゼルハウス」利用開始(こども病院対象)
- 2010年3月
- 「S-I福岡東ハウス」閉所
- 2014年1月
- 「エンゼルハウス」閉所
- 2014年11月
- 「バンビハウス」閉所
- 2016年1月
- 「シバタハウスプロジェクト」開始
- 2016年11月
- 「シバタハウス」利用開始
- 2017年5月
- 「あいのいえ」閉所